こんにちは。
40代に突入し相も変わらず英語を初歩から学ぼうとしている私。
✔ 好きなんだけれど上達しない。
✔ どんなに勉強しても上達しない。
✔ どんなに勉強しても上達しない。
✔ いやいやそもそも英語が好きになれない。
今回はこのような人に向けた個人的な考えを書いてみました。
私の英語力と環境
結論の前に私の状態を簡単にお話します。
1. 英語は好きで20代前半からダラダラ勉強していたが聞き取りもできなければ会話もできなかった。
2. ハワイにビザで移住、1年で英語の不自由をあまり感じなくなった。
3. 日本に帰国。英語力は渓流下りのようにダダ下がり。
4. 周りに英語を話す環境は皆無。
3. 日本に帰国。英語力は渓流下りのようにダダ下がり。
4. 周りに英語を話す環境は皆無。
TOEICは2014年の500点未満のままずっと受験していません。
でありながら、移住して1年ほどでハワイをはじめアメリカ本土でもあまり物おじせず英語で不自由することがあまりありませんでした。
今ではアメリカ人と仕事もしています。
英語を学ぶ上で10代も30代も関係ない
私が個人的に実感したことは、
現地に行って必要に迫られる環境にいれば英語力は飛躍的に上がる
ということでした。
ここには年齢はあまり関係ありません。
では、なぜ英語力が飛躍的に上がったのでしょうか?
英語力が飛躍的に上がった理由
✔ 現地では話せないと生きていけないから
✔ 使う言葉を身につけようとするから
これにつきます。
現地ハワイでは仕事で英語を使います。
電話も英語応対です。
となれば電話応対の英語を必死で調べ、覚え、他の人の電話応対を聴き耳立てて聴き入ります。
これは幼児が日本語を話せるようになる過程にも似ています。
お母さんの言っていることがわからないけれど、怒られたり褒められたり。
それを必死に聴き、聴き、マネして、聴き、マネして上達していきます。
そしてもうひとつ。
現地では自分が使う状況に合わせて英語が身に付きます。
Tom went shopping yesterday.
トムは昨日買い物に行った。
なんて英語は絶対に使いませんからね。
何百回繰り返しても使いませんし状況が自分に合わせてイメージできないから身に付きません。
何百回繰り返しても使いませんし状況が自分に合わせてイメージできないから身に付きません。
I have a reservation.
予約しているんですが。
Nice to meet you.
はじめまして。お会いできてうれしいです。
ならたくさん使う機会がありますよね。
だからみんな自然に言葉に出てきます。
英語は教師や教科書が並べた文脈ではなく、自分が必要とした文章を自分で調べて自発的に発する方が格段に速く身に付きます。
日本人の英語が上達しない理由
さて本題に戻ります。
結論を書くと
英語を使う必要がないから
と、個人的に感じています。
みなさんは学校で習う化学や世界史は得意でしたか?
私にはそれらの科目は実感がわかないので全然頭に入ってきませんでした。
勉強が好きという人もいれば嫌いという人もいます。
けれど、みなさん漢字は書けますし読めます。
日本人として生きていくうえで、漢字は必要に迫られます。
だから書けるようになるのだと思いますし、身についたことが簡単には離れていかないのは、日常で使うからだと思います。
好きか嫌いかはできたできないに左右される(かも)
では興味がない分野でも勉強ができる人っていますよね。
そういう人たちはなぜ勉強ができるのでしょうか。
おそらく聞いた話では、
勉強はやればやっただけ成果が出て、
達成感や誉め言葉を得ることができるから
達成感や誉め言葉を得ることができるから
というのがひとつ考えられます。
やっていて楽しい。
やっていて楽しい。
では、英語を含めて勉強ができる人は英会話ができるかと言えばすべてにおいてはそうは言えません。
英会話は実践してはじめて使うものです。
紙面でどんなに点数を取れても、生の英語とはかけ離れています。
でも勉強がどんなに苦手で成績がアレでも英語はペラペラだよ、という人もたくさんいますよね。
日本人が英語の上達に必要なこと
✔ 使う機会
✔ 達成感や誉め言葉をもらう環境
だと個人的に思います。
Youtubeや教科書で勉強していても、キャッチボールは返ってきません。
身に付いた気になってしまうけれど、実践では使えない。
つまり「やりがい」がほしいってことです。
「やりがい」「達成感」「使えば使うほど褒められる」
これほど力を伸ばしてくれるものは他にありません。・・いやあるけど。
でもこれはお金や食べものにもつられないで、親のほめ言葉や通じた時の達成感を得た子どもと同じ心理となります。
【日本語を話せない幼児】
子どもは自分の主張が伝わればうれしいし、伝わらなければなんとか伝えようと奮闘します。
【親】
親は自分の子どもが一言でも話せたらたくさんほめています。
英語圏に行ったことで生の英語に触れることができる
そこで、英語上達の一番の近道は「現地に住むこと」です。
なぜかというと、
なぜかというと、
✔ 通じた時のうれしさを実感する
✔ ほめてくれる人が多い
✔ いろいろな言い回しを学べる
私の場合はハワイ。
ハワイは良くも悪くも「なまり」の激しい英語です。
英語圏の人ですらローカルに何度か聞き返すくらい。
でもその光景を見て「あれでいいんだ!」と肩の力が抜けます。
欧米人は見知らぬ者どうし、とにかく話し、よく褒めます。
服・持ち物・行先・どこから来たの?
答えはすべて「いいね!」
もちろん英語に対しても。
「英語があまりうまく話せなくて・・・」と言えば
ほぼ
「いやいや上手だよ、ちゃんと伝わってるよ!」
と返ってきます。
Everything's OK!
ぜんぶおっけー。
このセリフ、何度聞いたことか。
はじめはEverything OKだと思っていました。
でも勉強すると、
Everythingが単数扱いで、isの省略’sが間に入っていたことに気づきました。
Everythingが単数扱いで、isの省略’sが間に入っていたことに気づきました。
何度も聞いたことはいつの間にか使えるようになっています。
その間、間違って使っていることも多々あります。
それを指摘されたり相手の顔が「ん?」っとなったり、褒められたりして伸びるのです。
英語圏に住むということは、これが何カ月も何年も続くことです。
朝から晩まで英語しか聞きません。(ハワイは別だけど。)
そりゃ、1年あれば30代後半でもけっこうイケるとこまで行けます。
日本に必要な環境
個人的には日本で英語を本気で浸透させたいなら、
✔ カタカナ語表記をすべて英語表記にする (例:レッツゴーは×)
✔ TVなどで英語のペタペタ読みを無くす (例:ゴートゥートラベルは×)
はもちろんのこと、
✔ 会社では英語のみ
✔ 学校では英語のみ使用可能の時間を毎日作る
くらいしないと誰もが話せるレベルにはならないのでは?
けっこう盛った言い方ですが・・。
だって日本に暮らしていて、私は英語を話せないと生きていけないと思ったことが一度もないのですから。
それだけ日本は便利で、内需だけでやっていける国ということです。
それだけ日本は便利で、内需だけでやっていける国ということです。
「海外の人と仕事してるのすごいね。」
と言われたことがありますが、
「逆に海外から見たら、日本人のマーケットしか付き合ってないほうがすごいし珍しい。」
と思います。
よく言われることですが、
「中国人や韓国人は英語が話せる人多いのに、なんで日本人は話せない人がこんなに多いの?」
「中国人や韓国人は英語が話せる人多いのに、なんで日本人は話せない人がこんなに多いの?」
「日本の大企業の幹部って、なんで英語話せないの?平社員の方がスキルあるよね。」
こういう皮肉があるその現状は、やはり必要に迫られてないからなのかなぁ。
そんなわけで、
英語を学ぼうと思っている人
は、なぜ英語を話せるようになりたいのかを明確にすること。
英語を勉強しても上達しない人
は、
英語を勉強する時間がもったいないので、日本の暮らしを楽しむ時間に使おう。
そう思い始めている昨今です。
時代に逆らう考えでごめんなさい。